非常用発電機(PG115GX)点検整備

こちらは、産業用エンジンメンテナンス.comを運営する中田エンジンが実施した

名古屋市内の某ビルの屋上に設置されていた非常用発電装置の点検整備事例です。

装置が街中のビル群の屋上にあり、簡単に設備更新もできないため、オーバーホールによる
再生整備のご相談を受けました。

 

再生のためのオーバーホール整備工事が可能と判断した理由は、

1) エンジンが、まだ現役機種であり、部品の入手が可能な事
2) 電気系統においては、発電機本体等のダメージが少なく
制御回路も有接点リレーが多く、予備品が入手できること
3) エンジンが比較的小型で、主要部品(シリンダヘッドやピストン等)
を搬出し、工場に持ち帰り精密整備が可能であったこと
4) 屋上の作業スペースが充分に確保でき、現地において
エンジン反転等の工事が可能であったこと
などでした。

本装置のように、37年前のものでも、条件によっては、再生のオーバーホール整備
が可能なものもあります。

どんな装置でも、まずは現地調査においてその可否を判断いたします。
お気軽にご相談ください。