病院 非常用発電機(PG100PY)ウォーターポンプ修繕

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病院 非常用発電機(PG100PY)ウォーターポンプ修繕

こちらは、産業用エンジンメンテナンス.comを運営する中田エンジンが実施した、

非常用発電機PG100PY(エンジン 三菱 6D14)のウォーターポンプ交換の事例となります。

 

今回は、「非常用発電機のウォーターポンプが壊れたので修理してほしい」

というご依頼をいただきました。

 

急遽現場に伺うと、ウォーターポンプのベアリングが破損してラジエータファンが傾き、

パッケージ内には破片と冷却水が飛び散っていました。

ウォーターポンプを取り外すと、内側のインペラが2つに割れ、

軸から脱落していました。

 

幸い、ラジエータには損傷がありませんでしたが、

ウォーターポンプのインペラやベアリングの破片がエンジン内に

入っている可能性があり、完全に除去するにはオーバーホール作業が必要になります。

 

オーバーホールをしない場合、残留部品による再故障の可能性がありますが、

リスクについて十分に説明したうえで、今回はお客様のご都合から、

 

・ウォーターポンプ

・ポンププーリー

・Vベルト

・冷却水

・潤滑油

 

の交換のみとなりました。

交換後は正常に始動、運転し、修理が完了しました。

 

今回のウォーターポンプ故障の原因は経年劣化によるベアリングの破損と考えられます。

納入後14年経過していますが、定期的なメンテナンスを実施していれば、

メンテナンスや試運転時に故障の兆候をつかみ、事前の対応ができた可能性が高いです。

 

お使いの非常用発電機で気になることがあれば、何なりとご相談下さい。

 

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