こちらは、産業用エンジンメンテナンス.comを運営する中田エンジンが実施した
非常用発電機の巡回点検の事例となります。
昨今、豪雨の影響から各所で土砂崩れ等の被害が続いています。
台風シーズンも近づいており、停電、非常用発電機の稼働の可能性が高まることから、
メンテナンス契約をいただいているお客様向けに巡回点検を実施しました。
今回点検を実施したのは
ヤンマー AP115B(エンジン型式:6B105T-GL)
東京電機 TNGP-60K(エンジン型式:BD30)
三菱重工 オープンタイプ(エンジン型式:S6B-PTK)
の3台になります。
点検内容は第一種点検相当とし、
・潤滑油、燃料油、冷却水量確認、漏れ確認、補充
・Vベルト張り調整
・バルブクリアランス計測調整
・バッテリー点検・計測
・絶縁抵抗、接地抵抗計測
・始動シーケンス確認、試運転、各種データ採取
などを行い、きちんと始動できるか、運転に問題がないかの確認を行いました。
年2回の定期点検を実施させて頂いているのでおおきな問題はありませんでしたが
1件、冷却水膨張タンク内の冷却水量が少し減少していたのでFULLまで補充しました。
非常用発電機は、災害時に確実に始動し、給電できるよう日頃からメンテナンスを実施することが重要です。
メンテナンスをせず不良箇所を放置した場合、いざというときに始動できず被害が拡大する可能性もあります。
また、適切な点検整備を継続して実施することで、機械の寿命を延ばし長く安心してご使用いただけます。
エンジン及び発電機の総合的なメンテナンスの専門プロである弊社に是非お任せください。