産業用エンジンメンテナンス.comの エンジンメンテナンス よくあるご質問
- エンジンの整備コストが合わない!?
御見積する以前に、コスト面でエンジン整備が成り立たない設備・機器も存在します。
例えば。。。
フォークリフト や 小型ポータブル発電機 、乗用車 等が代表的です。
特徴としては。。。
・価格競争が激しく
・世の中に大量に出回っており
・中古市場が成熟している
ような機器類が当てはまる傾向が強くなります。
どうして??
だれもが理解している当たり前のことを図にします。
『 本体の市場価格 』VS『 エンジンの整備コスト 』VS『 時間 』
の関係性です。
当たり前ですが。。。
本体の価値よりもコストをかけて、パーツのひとつともいえるエンジンを整備することは、
通常は成り立ちません。
エンジン整備が検討される期間は、本体の市場価値がエンジン整備コストより上の必要が
あります。
実際には、大幅に本体の価値が上回っていないと、お客様は整備を検討されないでしょう。
世の中に大量に出回っている機器類の場合。。。
本体の価格が急速に値下がる傾向が強く
販売価格の競争から、製造に占めるエンジンの価格割合も高い傾向にあります。
結果的にエンジン整備が検討される期間は短く、
その間にエンジンの重整備が必要となるケースは
事故やクレーム、整備不良といった突発的なレアケースとなります。
この場合は、整備を検討するよりも、新規購入が優先される傾向にあります。
希少性の高い機器類の場合。。。
我々が必要とされる領域のお話です。
本体の特殊性・希少性が強い場合、
・エンジン整備費用に比べて、本体の価値が高い。
・本体価格は市場に左右されにくい。
・お客様が必要とする期間、価値が変わらない。
・エンジン供給停止後も、長期にわたって使用される。
という傾向が見られます。
結果的に。。。
弊社のお客様に多いのは、
・大型建設機械
・非常用発電設備
・大型プラント
・特殊車両
等々の希少性の高い案件が主となります。