エンジンメンテナンスにおける基礎知識
電気工事や、発電装置の点検整備において、【接地抵抗値】の計測という項目があります。
接地抵抗値とは、なんでしょうか?
【接地とは】
接地とは、いろいろな電気設備を導体によって、大地と電気的に接続することです。
(接地電線に、緑の色分けをしてあるのを、『ミドリの大地』と覚えると覚えやすいですね)
接地されている代表的な設備は、洗濯機などの電気設備や避雷設備などがあり、誘導障害防止、電気防食設備、静電気除去にも接地が使用されています。
【接地の目的】
主に、絶縁不良や漏電による感電や火災などの事故を防ぐために、電気設備や電気製品の電線路における金属製の筺体や電路、ボックス箱を大地と同電位にすることを
目的としています。
【接地抵抗値の種類】
日頃、非常用発電装置の点検において、計測する『接地抵抗値』は、その非常用発電機の定格電圧によって、規定範囲が変わります。
添付の、接地の種類と抵抗値 をご参照ください。