エンジンメンテナンスにおける基礎知識

産業用エンジン メンテナンス.comでは、

 ・工場内でのエンジンオーバーホール

 ・現地出張整備

 ・部品再生・加工業務

の3分野において社内で一貫できる体制を御提供しています。

エンジン整備を大まかに分けると、

 1)工場内へ持ち込んで、分解整備をする。

 2)エンジンがある現地に行ってその場で整備をする。

 3)エンジン部品の再生・加工を行う。

という分野に分かれます。

各分野の特徴として、

1)工場内整備

【メリット】

完全に分解し、点検するので、見落としや、憶測のない納得がいく整備ができる。

【デメリット】

10tを超えるような大型エンジンは仕様にはまらない場合が多い。

試運転制御が固有の場合は、対応が難しい場合がある。

2)現地整備

【メリット】

大小問わず、最適なコストと納期で整備を完了することができる。

制御装置も現地にあるので、安全養生~試運転まで、適切な環境で整備が可能。

【デメリット】

重故障や加工が必要なイレギュラーな場合は、搬出を要する場合がある。

3)再生加工業務

【メリット】

主要部品、シリンダーヘッド・シリンダーブロック・クランク・燃料ポンプetc...を再生することで新規交換に比べコストが抑えられる。廃番となった部品等も再生できる場合がある。

【デメリット】

クランクメタルやコンロッドメタルのUS(アンダーサイズ)が廃番、ピストンのOS(オーバーサイズ)が廃番となった場合、加工ができない場合がある。というように、エンジン整備と一言で言っても、業務の内容は異なっています。

実際には上記3業態が複合する場合も多く

・工場内で分解したのち、部品加工し、組付け。

・現地で分解し、工場に部品持ち込み~加工、再び現地へ持ち込み。

というパターンもよく見られます。

また、多くのエンジン整備業者は、上記3つの業態の内、どれか一つを専門にしています。お客様にとっては、品質・コスト・納期の面で、すべての業務が社内で一貫して請け負える業者を選ぶことも肝心となってきます。

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