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CASE: 6M60TLE-3A出力不足
- トラブル内容エンジン出力低下
- 業界建設機械・鉱山機械
- 使用業界産業業界
- エンジン出力
こちらは、産業用エンジンメンテナンス.comを運営する中田エンジンが実施した
三菱ふそう社製ディーゼルエンジン、6M60TLE-3Aの電子制御関連の不具合事例です。
■ 発生した症状
弊社での実負荷試験において
定格出力の90%以上が出ない状態。
しかし、
・黒煙、白煙は発生しない
・排気温度は実績より低い
という状況でした。
「燃えていない」ような印象を受ける症状です。
■ 実施した確認内容
まず診断機を接続し、実負荷運転時のデータを確認。
・ブースト圧
・燃料制御状態
・コモンレール圧
過給系(ターボ・ブースト)については
機械的異常は確認されませんでした。
■ データで見えた違和感
コモンレール圧において、
指示圧(目標値)に対して実圧が高い状態を確認。
通常は指示圧に追従する動きをしますが、
今回は実圧が常に高めに表示されていました。
この状態ではECUが燃料制御を補正し、
結果的に噴射量が抑えられることがあります。
その影響で
✔ 出力不足
✔ 排気温度が上がらない
という症状につながっていました。
■ 対応
コモンレール圧センサーを交換。
交換後は指示圧と実圧が正常に一致し、
出力および排気温度ともに回復しました。

■コモンレール圧センサーの役割とは
① レール内圧を常に監視
エンジン回転数や負荷に応じて、適正な燃圧になっているかチェック。
② ECUへ信号を送る
圧力情報をECUに送り、
・噴射量
・噴射タイミング
を最適制御させます。
③ 異常検知を検知します
・燃圧が高すぎる
・燃圧が低すぎる
・指示値と実圧がズレる等
■ まとめ
今回の事例では、
「出力不足=機械的トラブル」ではなく、
センサー値のズレによる制御補正が原因でした。
電子制御エンジンでは、
エラーコードが出ていなくても
数値の違和感が重要なヒントになります。
症状だけで判断せず、
データ値を確認することの重要性を
改めて感じた事例でした。
同様の症状でお困りの際は、是非とも中田エンジンまでお気軽にご相談ください。
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