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CASE: カミンズエンジン QSB6.7 DPF不具合調査
- トラブル内容エンジン出力低下
- 業界建設機械・鉱山機械
- 使用業界建設機械
- エンジン出力6.7L
こちらは、産業用エンジンメンテナンス.comを運営する中田エンジンが実施した
クローラーダンプの故障修理の事例となります。
カミンズ社製エンジン、QSB6.7Tier4Interimを搭載したクローラーキャリアダンプとなります。
今回お客様からDPF関連のエラーが発報しているとの一報を受け現地に調査、復旧に伺いました。
現地で機械側のディスプレイを確認すると・・
エラーの発報が確認できませんでした。診断機を接続すると・・
現在発報しているエラーコードと多数の発報履歴が確認できました。
機械側では発報してなくともエンジン側でエラーコードを発報している場合があります。
早期の解決のため、違和感を感じたときは少しでも早く診断機を使用し状態を確認することを推奨します。
現在発報しているエラーコードに対してトラブルシュートを行っていきます。
DPFの中身は見れません。まずはDPFの詰まりを検知するDPF差圧センサーにつながる配管を点検します。
中に詰まりやカーボンは見当たりません・・・同時に配線やカプラーの状態も点検します。
次にECMのキャリブレーションを行います。
今回は現状より新しいキャリブレーションが確認できたのでアップデートを行いました。
一通りトラブルシュートの作業は終了しました。あとはDPFの強制再生をして終了かと思いきや・・・
DPF強制再生後の負荷運転確認中、すすの体積量が急速に増大し再度エラーコードが発報しました。
そこでDPFの差圧センサーを疑い、用意していた物と交換してみます。
交換後、再度DPF強制再生と負荷運転確認を行い症状の改善を確認することができました。
今回の事例はDPF差圧センサーの誤検知によりすす体積量の数値が増大しエラーコードを発報したのではないかと考えます。
QSB6.7TIER4Interimの後処理装置はDPFです。これより後のモデル、TIER4FinalにはSCRが搭載されています。
弊社ではSCRでのトラブル対応実績もあります。
カミンズ製エンジンについてお困りのことがあればご相談ください。
お問い合わせ(https://industrial-engine-maintenance.com/contact/)
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