産業用エンジンメンテナンス.comの溶射事例 詳細
CASE: シャフト シール受け部 長寿命化
- 目的部品の長寿命化
- 業界産業機械
- 対象オイルシール受け部
- 溶射材料超硬(サーメット)溶射
こちらは産業エンジン メンテナンス.comを運営する、(株)中田エンジンにて
施工した物です。
新規シャフト製作品ですが、使用前よりシャフトのオイルシール接地面に溶射にて、
事前にシール摩耗対策をおこない、長寿命化を図っております。
作業内容としましては再生品と大きく違いはありませんが、
シャフトの摩耗や変形が無い分、余分な追加工が発生しにくいです。
再生品の状態によっては加工不可となる事も。。。
洗浄、マスキング、ブラストと重要な下準備をし、超硬溶射を施工していきます。
今回はSUS材のシャフトに溶射するとステン被膜を形成する、WC10Co4Crの溶射材を使用しました。
今回はこれにて完成です。
仕上げの研磨加工はお客様がシャフト製作加工と併せて、同軸にて仕上げるとの事です。
弊社では溶射加工”のみ”も可能ですし、研磨加工にて溶射箇所を同軸にて仕上げることも可能です。
是非、製作図面の段階で取り入れてみるのはいかがでしょうか?