シリンダーヘッドオーバーホール - 産業用エンジンメンテナンス.com

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今回はシリンダーヘッドの整備についてご紹介させていただきます。

弊社で行っているシリンダーヘッドの整備の内容は下記のような内容となります。

①平面研磨

・シリンダーヘッド上面の歪みやガスケット跡、キズを平面に研磨します。

・OHCのエンジンについてはアイドラギヤのバックラッシュの関係で研磨量に限度があります。また平面研磨が不可なエンジンもあります。

②水圧点検

・シリンダーヘッドの亀裂やピンホールの調査、ノズルチューブの漏れの確認ができます。

③インジェクタースリーブ交換（ノズルチューブ交換）

・取付穴を清掃し新品のノズルチューブを専用の治具を使い取付します。

④バルブ研磨

・摩耗により段付きとなったバルブフェースを基準の角度で研磨します。

⑤バルブシート研磨

・摩耗により段付きとなったバルブシートを基準の角度で研磨します。

上記以外にもバルブシートの交換やバルブガイドの交換等も行っています。

一例ですが、吹き返しやオーバーヒートしているエンジンの場合、“平面研磨　ノズルチューブ交換　水圧点検”の作業を推奨します。

症状をお伺いした上で作業をご提案させていただくことも可能です。

シリンダーヘッドの整備についてお困りのことがありましたら是非お問い合わせください。