4M50TLE2A（エンジン始動しない） - 産業用エンジンメンテナンス.com

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こちらは、産業用エンジンメンテナンス.comを運営する、

中田エンジンが実施した三菱ふそう4M50TLE2Aのエンジン始動不良の対応事例になります。

お客様から「エンジンが始動せず、燃料が吐出しないことを確認したため燃料噴射ポンプを交換した。

その後症状が改善しないので点検してほしい」とのご依頼でした。

早速分解を進めていくと、エアコンプレッサーのギヤを固定している取付ナットが脱落し、

ギヤがエアコンプレッサークランクシャフトのスプラインから外れていました。

エアコンプレッサーのギヤが外れることでエアコンプレッサーは回転せず、エアコンプレッサー後部に接続される燃料噴射ポンプも回転しません。

燃料噴射ポンプが回転しないことで燃料は吐出しなかったと推測されます。

また、今回はギヤと周辺部品の損傷とのことで他のギヤにも損傷がないか確認していきます。

他のギヤにも損傷がみつかりました。

このようなギヤを再使用しますと、ギヤが破損し再びエンジンが始動しなくなる

恐れがあります。

今回は破損した部品を交換し、試運転にて問題がないことを確認し、

作業完了となりました。

エンジンが始動しない、エンジンの調子が悪い等でお困りのことがございましたら

当社にご相談ください。