4HK1エンジンオーバーホール（油圧が上がらない） - 産業用エンジンメンテナンス.com

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こちらは、産業用エンジンメンテナンス.comを運営する中田エンジンが実施した、いすゞ4HK1のエンジンオーバーホール事例です。

「油圧が上がらない」との症状でエンジンオーバーホールを実施させていただきました。

先ずはクランキングを実施しましてオイルの吐出を点検しました。オイルは吐出せずギヤの周辺から異音を確認しました。

分解を進めていくとオイルポンプという部品に異常が発生していました。

オイルポンプはシリンダーブロック前面下部に装備され、クランクシャフトに連動して駆動します。駆動したオイルポンプは、オイルストレーナーを通じてオイルパンに溜まったエンジンオイルを吸い上げます。吸い上げられたエンジンオイルがエンジン各部に供給されエンジン内は潤滑、冷却されます。

上記のことからオイルポンプはエンジンにとって非常に重要な役割があります。

今回は、オイルポンプ内部に不具合が発生してオイルポンプシャフトがロックしてしまい

ギヤが空転した事によりオイルポンプがオイルを供給出来ていない状況でした。

オイルポンプを新品に交換させて頂き無事復旧となりました。

併せてエンジンオーバーホールの際、各部品点検・計測を実施しましてエビデンスを残しております。

ディーゼルエンジンついてお困りの事がありましたら、是非中田エンジンにお問い合わせ下さい。

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