産業用エンジンメンテナンス.comのメンテナンス・オーバーホール事例 詳細産業用エンジンのトラブルを幅広いサービスで解決してみせます!
CASE: エンジン内のキャビテーション(Engine Cavitation)
- サービス名当社工場内 整備・オーバーホール
- 業界建設機械
- エンジンメーカーその他 エンジン
- エンジンサイズ
今回はキャビテーション現象について不具合事例を交えながら解説していきます。
エンジンの冷却水やオイルは微振動による圧力変動、温度変化によって気泡が発生します。気泡が崩壊する際ショックウェーブが発生し、それによる損傷をキャビテーションと言います。
今回エンジンオイル内に水が混じるといった症状のエンジンを分解させていただきました。
分解の結果シリンダーライナーが上記キャビテーションによって損傷していました。
シリンダーライナーとは、エンジンのシリンダー内に装着される部品で、ピストンとシリンダーブロックの間にあたる部分を保護し、摩擦を軽減する役割を果たします。
また乾式(スリーブ)タイプと湿式タイプがあり湿式タイプはシリンダーブロック内のウォータジャケットで直接冷却されるためキャビテーションの影響を受けやすいです。今回ご紹介させていただくのは湿式タイプとなります。
キャビテーションによるショックウェーブがシリンダーライナー表面(冷却水に接触する部分)に集中することで、小さな点状の凹みや微小なクラックが発生していたものと推定されます。その結果クラックから冷却水が漏れエンジン内部に混入していたと思われます。
キャビテーションによるシリンダーライナー損傷は、エンジンの性能や耐久性に大きな影響を及ぼし修理する際は重整備となります。
定期的な冷却水の交換、濃度の点検等のメンテナンスを行うことや、メーカ指定冷却水を使用することで上記のような不具合を未然に防ぐことができます。
ディーゼルエンジンついてお困りの事がありましたら、是非お問い合わせ下さい。
産業用エンジン メンテナンス・オーバーホール事例 一覧
-
サービス内容
当社工場内 整備・オーバーホールエンジンブランド
三菱ふそう エンジン
-
サービス内容
当社工場内 整備・オーバーホールエンジンブランド
いすゞ エンジン
-
サービス内容
当社工場内 整備・オーバーホールエンジンブランド
コマツ エンジン
-
サービス内容
現地整備・オーバーホールエンジンブランド
-
サービス内容
当社工場内 整備・オーバーホールエンジンブランド
その他 エンジン
-
サービス内容
当社工場内 整備・オーバーホールエンジンブランド
カミンズ エンジン
-
サービス内容
当社工場内 整備・オーバーホールエンジンブランド
三菱 エンジン
-
サービス内容
当社工場内 整備・オーバーホールエンジンブランド
三菱 エンジン
-
サービス内容
現地整備・オーバーホールエンジンブランド
ヤンマー エンジン
-
サービス内容
保全・点検・診断エンジンブランド
三菱 エンジン
-
サービス内容
非常用発電機 消防法点検エンジンブランド
いすゞ エンジン
-
サービス内容
当社工場内 整備・オーバーホールエンジンブランド