官公庁に設立されている非常用発電装置制御基盤装置交換作業

産業用エンジンメンテナンス.comのメンテナンス・オーバーホール事例　詳細産業用エンジンのトラブルを幅広いサービスで解決してみせます！

こちらは、産業用エンジンメンテナンス.comで提供した

現地オーバーホールのサービス事例です。

北陸地区の官公庁屋上に設置されている非常用発電機です。

お客様から、

『納入後８年経過しているが、1度もメンテナンスをしていないため点検をしてほしい』

というご要望を受け、２０２０年２月に点検整備を実施しました。

その際、保護装置試験において、

【冷却水温度上昇】の警報

が作動しないことを発見しました

お客様によると、

『以前から遠隔警報盤において、一括警報が不定期に発報していた。』

とのことで、調査を開始しました。

・センサー側の配線に異常なし

・CPU基盤に異常なし

結果的に　

・『BUFF基盤』の異常

と判断し、今回交換しました。

今回は、【冷却水温度上昇】の作動不良だけでしたが、

今後それ以外の保護装置の作動不良の可能性を考えると、

このまま運用することは、非常に危険であったと想定されます。

BUFF基盤の交換作業を実施したところ、正常に戻ったことを確認でき、

調査の有効性をご理解いただけました。

あわせてエンジン本体の点検・診断も行い、

今後、必要となるメンテナンス項目についてもご提案させていただきました。