工場非常用発電装置（AP80A、TLG-82SPGF）調査 - 産業用エンジンメンテナンス.com

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こちらは、産業用エンジンメンテナンス.comを運営する中田エンジンが実施した、

工場の非常用発電機の現地調査の事例です。

ヤンマー製AP80A（エンジン：ヤンマー4TN100TL-GM）と、

デンヨー製TLG-82SPGF（エンジン：三菱S6S9）の2台が設置されておりました。

※　これら2台の非常用発電機は、どちらも工場内の重要機器へ、

　　停電時にバックアップ給電される非常用発電機です。

　　よって、消防点検対象機ではありません。

今回は、TLG-82SPGFの油圧計故障の修理見積りと、

2台分のメンテナンスの見積り依頼をいただいたため、

現状確認のための現地調査を実施しました。

2台とも、これまでメンテナンスなどはされていないということで

各部点検させていただいたところ、とくにオイル、冷却水の劣化、減少がみられました。

オイルは下限ギリギリまでしか残っておらず、色も真っ黒になっています。

このまま運転すれば焼き付き等の重大故障が発生するリスクが高いです。

冷却水はクーラント濃度が23%程度に落ちており（通常35%前後）

腐食防止効果の低下などが考えられます。

これらのオイル、冷却水交換のほか、定期交換部品を確認し、

お客様に修繕とメンテナンスの見積書を提出しました。

非常用発電機、ディーゼルエンジンについて気になることがあれば、

ぜひ産業用EM.comにお問い合わせください。